- 『受継』
コマ(岐阜県)
【応募者コメント】
岐阜県恵那市岩村にある古民家を撮影しました。
取り壊されそうになっていた古民家を守りたいというご主人の想いと、民宿がないので寂しいという地域の想いが融合して生まれた民宿です。
このような人々の想いが、古き良き街並みを守っていくのだと思いました。
【審査員コメント】
この古民家は取り壊される予定だったが、地域の要望も重なり、所有者が民宿として再生したとのこと。改修された土間に薪ストーブが置かれ吹き抜けの空間にある古材にもスポットライトがつけられている。昔のままの姿で受け継ぐことも一つの方法だが、古いものに新しいものを上手に組み合わせて受け継ぐ方が多くの人に受け入れられるのであろう。また撮影者が、古いものを引き継いでいきたいという所有者の思いに気づき、ただ古いものを撮影するのではなく、人々の想いが、古き良き街並みを守っていくというコンセプトで撮影したことに敬意を表したい。
- 『いつもの場所』
たけだ(石川県)
【応募者コメント】
野菜をくれるおばあちゃんが住んでいる家。
いつもここからの景色を見て育ちました。
ずっと残って欲しい景色です。
【審査員コメント】
水面に映る、野菜をくれるおばあちゃんの住んでいる家が綺麗なシンメトリーの構成となっている。撮影者は、ずっと変わらず町の中に残るこの風景を見ながら育ってきたとのことだが、この風景を見られること自体が贅沢な世の中になってきている。変わることも大切だが、変わらないものを残していくことも大切だと感じさせてくれた。
- 『歴史を繋ぐ者』
ぽてぃとぅ(富山県)
【応募者コメント】
白川郷に行った時、茅葺き屋根をなおしている方がいらっしゃり、その方のおかげで歴史的な建築物があるのだなと思い写真を撮りました。
- 『50年後も一緒に』
クルミ (埼玉県)
【応募者コメント】
昔ながらの建物が立ち並ぶ川越で撮影しました。
菓子屋横丁を歩いている二人は、幸せそうに買い物を楽しんでいました。
これから時間がたち、おじいちゃんおばあちゃんになってもこの日のことを思い出して笑いあったりするのかなと思いました。
- 『築367年』
しま○ろうと遊ぼう!(北海道)
【応募者コメント】
三渓園にある臨春閣という建物です。
1649年に和歌山県で建築され、大正時代に三渓園に移築されたようです。
長い歴史を感じます。
- 『寝顔』
Kiwi(福岡県)
【応募者コメント】
昼間は、観光客で賑わうこの場所が魅せる夜の静かな景色。
オレンジ色の明かりが灯され、お店のシャッターは閉まっていて、鳥居を中心に寝ているようでした。
自然と心が落ちつきます。
- 『しおかぜ探検隊』
chimu0928(福井県)
【応募者コメント】
海の近くで、通りがかった夏休み中の小学生を撮りました。
オレンジ色のTシャツが夏らしさを演出。
今から探検に行く子どもの、好奇心や遊び心を表すことができた一枚です。
- 『今ハ昔』
シヲ(宮崎県)
【応募者コメント】
戦時中を生き抜いた、かつて宮崎市民の台所であった青空市場。
今はもう昔の面影も無く、ひっそりと佇んでいます。
廃墟となってもなお残り続けるこの場所は、現代を生きる私達に何かを訴えかけているようでした。
- 『家路』
いずいず(千葉県)
【応募者コメント】
いつも通る、駅からの帰り道を撮影しました。
夏になると、ちょうど夕日が沈む時間にここを通るので、とても綺麗です。
夕日が家に帰る人を優しく照らしてくれます。
この風景が、ずっと残っていてほしいです。
今年より新設された小学生部門には全31作品のご応募をいただいた。心より感謝申し上げる。どの作品も色彩豊かで美しく明るく夏の日差しを感じ「おじいちゃん・おばあちゃんの家で過ごす夏」というテーマを上手く新鮮な切り口で表現しており、夏の楽しいひとときの情景が目に浮かんできた。甲乙つけがたい力作の数々でどの絵もずっと眺めていたいものばかりであった。
- 『そうめん流し』(愛媛県)
【応募者コメント】
おじいちゃん、おばあちゃん手作りのプールであそんだ後、
みんなでそうめん流しを楽しみました。
- 『あまいスイカ』(茨城県)
【応募者コメント】
おばあちゃんちでみんなで外で食べたスイカを思い出して書きました。
- 『大きな古い家の前』(鳥取県)