自慢の場所からのベストショット!
shun(岡山県)
<応募者コメント>
海のみえる古民家から撮影しました。
<審査員コメント>
甍の並ぶ古民家が魅力的な港町、その奥に見える瀬戸内海の美しい島々、撮影した高台の場所もきっと瓦屋根の立派な古民家なのでしょう。視点と構図が良く空の表情も美しいです。
しん。
あいら(島根県)
<応募者コメント>
静かで涼やかな雰囲気を写真におさめました。
<審査員コメント>
壁が少なく窓が大きいのが古民家の特徴です。エアコンが無くても涼しくて、爽やかな風が部屋を通り抜けるのを感じます。
いつまでも飽きずにのんびりと眺めていられる風景、遠近感が演出できていて奥行きのある構図。奥の縁側に座りたくなりました。
夏の夕べ
nuko(東京都)
<応募者コメント>
小金井公園のなかにある江戸東京たてもの園で撮影しました。3年ぶりの夜間特別開園でした。
地域の人たちですごくにぎわっていましたが、ここだけ別の空間のように静かで思わず撮影しました。
<審査員コメント>
なんとも風情があり暖かな部屋の印象がよく出ていて、夏の夜の電球色の灯が趣のある古民家の景色を演出しています。周りは賑やかでもここだけは別空間。蚊取り線香の香りと風鈴の音色と共に団扇で扇ぎながらゆっくりと流れる夕べを楽しみたいものです。
町並み
り(静岡県)
<応募者コメント>
日本らしさ溢れる横丁を撮影しました。人の賑わいや活気によって昔からの伝統を感じることができました。
<審査員コメント>
白黒写真に色をつけたのではないかと思うほど、懐かしい一枚です。また角度からでしょうか、コロナ禍では珍しくなってしまったあの昭和の活気も感じられました。残して欲しい町並みですね。
Hiraeth
ゆちな(熊本県)
<応募者コメント>
囲炉裏で暖を取るおじいちゃんにお会いした時に写真を撮らせてもらいました。
この場には初めて出会ったのにもう帰ることができない故郷に会ったような気がしたので「Hiraeth」とタイトルをつけました。
<審査員コメント>
ヒラエス、まさに帰ることの出来ない故郷といった感じの一枚。暖を取っている方の優しい笑顔も素晴らしいです。
今では、目にする機会も少なくなった囲炉裏。囲炉裏は暖を取るためや煮炊きなどの調理に使われ現代社会のように着火が容易でない時代は囲炉裏の火は絶やされることはありませんでした。また家族とのコミュケーションの場としても。
未だなお使われている”おじいちゃん”と囲炉裏との構図がその古民家の歴史を感じさせる作品です。
赤瓦
トラ 4年生(沖縄県)
<応募者コメント>
ぼくの住む島には、赤瓦の古民家がたくさんあります。どの家の屋根にもシーサーがのっています。シーサーは家の守り神です。
<審査員コメント>
小学生部門では屋根瓦にフォーカスした絵が多い中で、とてもわかりやすく表現されていました。細かな描写のシーサーと色鮮やかな屋根と空のコントラスト。雲の描き方も上手です。
旅行客が多いのは文化継承が一役買っている事が頷けます。ぜひこの風景を残して欲しいと思います。最優秀賞受賞おめでとうございます。
屋根に花が咲く家
ののか 4年生(岩手県)
<応募者コメント>
遠野ふるさと村で描きました。
屋根にヒメジョオンの花が咲いていて、かわいいおうちだなと思って、描きました。
背景の葉がかげになっている所は、ほかの色を重ねて表現しました。
かやぶき屋根のぼさぼさした感じをがんばって出しました。
<審査員コメント>
屋根の上のヒメジョオンの花を捉えた視点がいいですね。力強さあるタッチも良いです。
美しい街並み美観地区
あおちゃん 6年生(岡山県)
<応募者コメント>
昔ながらの景色が残る倉敷美観地区の美しい街並みを描きました。石の1つ1つにもこだわって色を塗りました。
水の流れや反射している感じを表現するのが難しかったけど頑張った所です。
<審査員コメント>
建物、木々、川の波紋、細部まで細かく描きこまれた作品。子どもたちの楽しさが伝わります。
登米のおだんご屋さん
ちひろ 4年生(宮城県)
<応募者コメント>
やねに草がはえているところを工夫しました。
お店で食べたみたらしだんごがおいしかったです。
<審査員コメント>
インパクトある構図と描写。屋根の草がだんご屋さんの歴史を感じさせとても美味しそうな味が出ています。
かき氷を食べた帰り道
ねこたろう 5年生(大阪府)
<応募者コメント>
前から行きたかったかき氷屋さんの帰り道に、古いお家を見つけました。
<審査員コメント>
色の塗りに個性を感じられる作品。向こう側の氷屋さんも遠近感がありストーリーを感じます。
重厚な古民家の様子が力強く描かれており、街並みの雰囲気が伝わる作品です。
いつまでも残る街並みであって欲しいと願います。
【審査員コメント・審査会の様子】