未来へ続く毎床溝

祖父の住む毎床地区にあるお溝です。集落は谷間を流れる川より高い位置にあるため干ばつに悩まされ、260年以上前の江戸時代に堰を作り、手作業で溝を掘り隧道を作るという大工事により作られたそうです。集落をめぐる水路の総延長は8kmにもなり、現在まで田畑を潤し住民の生活を支えてきました。現在も毎年3月には地区総出で溝の修繕作業が行われ、大切に守られています。

Photo by なかまひ